800年にわたる和歌の家・冷泉家に文化財を保存する土蔵を造りたい

クラウドファンディングプロジェクト:800年にわたる和歌の家・冷泉家に文化財を保存する土蔵を造りたい
Success
  • stars集まっている金額
    ¥11,846,500
    (目標 ¥3,500,000)
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    338%
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 未整理の江戸時代の公家文化を後世へ。京都御苑北側に江戸初期から公家屋敷を構える和歌の家・冷泉家は、鎌倉初期から伝わる古典籍や古文書、年中行事にまつわる道具類を約800年にわたって受け継いできました。中には、藤原定家筆「古今和歌集」などの国宝もあります。しかし一昨年の台風で所蔵品の一部を保管していたプレハブ倉庫の屋根が飛び、江戸時代の宮中文化を伝える大量の短冊や装束などが雨ざらしになってしまいました。風土にあった昔ながらの土蔵を建設し、後世に伝えるべき大切な資料の保存にぜひご協力ください。
    • 800年にわたる和歌の家・冷泉家に土蔵を造りたい

    • 和歌の家・冷泉家

    •  和歌というと何を思い浮かべられるでしょうか? 「小倉百人一首」を思い浮かべられるかもしれません。冷泉家の祖先は、その選者の藤原定家です。鎌倉時代にはじまり、夫である現在の当主為人は25代目になり、約800年の歴史を受け継いでいます。
       京都に都が置かれた幕末まで、朝廷に仕える公家には、それぞれの家ごとに役目がありました。冷泉家は、和歌の家として、歴代が美しい「大和ことば」を使って誰もが見たことがあるような季節の美を歌に詠み、現代に受け継いできました。
       昔ながらの蔵には、定家筆の「古今和歌集」や日記「明月記」、定家の父、俊成の「古来風躰抄」などの国宝をはじめ、多くの私家集など、日本文化を語る上で貴重な古典籍や古文書、宮中で行われていた歌会始や星に技芸上達を願う七夕の乞巧奠(きっこうてん)などの年中行事に必要な道具類を納めています。いずれも、日本文化の原点ともいえる、公家文化の結晶です。私たちは、そうした資料を失われることなく、次代に伝えていく責務を担っています。
    • 8棟の蔵で守り伝えてきた公家文化…台風被害で雨ざらしに

    •  冷泉家が現在の場所に屋敷を定めたのは、江戸時代初めの慶長11(1606)年です。現在の建物は天明の大火(1788年)で焼失した後の寛政2(1790)年に再建され、公家屋敷本来の姿を忠実に伝えた貴重な遺構として、重要文化財に指定されています。京都御所周辺には幕末まで、冷泉家のような公家や宮家の邸宅が140以上も建ち並び、公家屋敷町を造っていました。しかし、明治維新でそのほとんどが天皇とともに東京に移り、邸宅も取り除かれました。「留守居役」となった冷泉家の屋敷だけが、今に残ることになったのです。
       屋敷の周りにはかつて書物蔵や道具蔵、計8棟の蔵がありました。特に重要な書物を納める「御文庫」は、天明の大火の時にも焼け残り、収蔵物を守りました。少なくとも400年にわたって、歴史を守り伝えていることになります。しかし、道具蔵は長年の間に朽ち、3棟が崩れてしまいました。仕方なくプレハブ倉庫を3棟設け保管してきましたが、一昨年の台風で屋根が飛び、宮中との文書を交わす際に使った文箱や大量の短冊、当時の様子を伝える歴代当主の日記類、装束など、江戸時代の膨大な資料が一時雨ざらしの状態になってしまいました。
       現在は他の蔵に収納したり、よそに分散して預けたりしている状況です。しかし、こんな状況をいつまでも続けていくわけにはいきません。私たちは公益財団法人として、古い時代から順に資料整理していますが、江戸時代はまだほとんどが手つかずです。貴重な資料を整理し、次の世代に受け継いでいくためには、まずはその資料を保管する蔵が必要だと思っています。
    • 昔ながらの蔵の建設 なぜ、土壁の蔵が必要か?

    •  現代的な鉄筋コンクリートの蔵ならば、建てるのは簡単かもしれません。しかし、歴史的な景観とそこに収蔵する資料のことを考えると、そんな安易な選択はできないのです。
       京都御所のそばに建つ、唯一の公家屋敷。御所に向いた、今出川通沿いの表門の周りは、築地塀をめぐらせ、歴史を感じさせるたたずまいを保っています。北側に建つ赤れんが風の同志社大学の建物とも、調和を保っています。そこに、コンクリートの収蔵庫が似合うでしょうか?
       何より、そこに納める収蔵品にとっての環境もいいとは思えません。コンクリートの収蔵庫は、密閉度が高いかわりに、空調設備が必要となります。人工的な空調設備から吹き出す風は一定方向で、中に納めた資料は時々に場所を変えないと、適切な保存環境が維持されないと思われます。
       私たちは検討の末、昔ながらの日本の風土にあったしっくい塗りの土壁の蔵を建てることを決めました。
       しっくい壁は「呼吸」します。空調設備を備えたコンクリートの収蔵庫に比べると、湿度も温度も高めではありますが変動は少なく、自然に近い環境で保たれ、理想的といえます。何より、耐火性、耐久性に優れています。200年以上前の天明の大火の時にもびくともせず、現代まで残ってきたことが何よりの証でしょう。
    • 「北の大蔵」 思いつなぐ棚の整備を

    •  計画中の蔵は、敷地の北側に建設予定で、東西14メートル、普通の蔵の3倍の大きさで「北の大蔵」と呼ぶことにしています。ただ、建設には約2億円が必要です。財団の資金だけではとうてい賄うことはできません。しかし、貴重な資料を後世にしっかりと伝えていくことを考えれば、立ち止まっていることはできません。さまざまな形で寄付やサポートを募り、この夏着工する予定です。
       今回のクラウドファンディングの資金は、蔵の中に設ける棚の整備に充てるつもりです。蔵の建設と並行して保管する資料の整理を進め、分類して収納できるようにしたいと思います。ご協力いただいた皆さまの思いも重ねて、きちんと後世に伝える場にしていきます。
    • 最後に

    •  ここまで長文を読んでいただき、ありがとうございました。私たちが守り伝えてきたものは、単に冷泉家の歴史というわけではなく、広く日本文化の礎になるものです。今後、何百年にもわたって確実に受け継いでいくためにも、どうかこのプロジェクトに関心を向けていただき、ぜひ、大きな歴史の流れに参画してください。
  • 新着情報

    地鎮祭を執り行いました
    2020/06/30 14:38:50
    地鎮祭を執り行いました
    クラウドファンディング開始から3週間目を迎えました。北の大蔵建設のために、たくさんのご支援を賜りありがとうございます。
    6月30日、夏越の大祓(なごしのおおはらえ)の日に、冷泉家の氏神である御霊神社の小栗栖宮司により地鎮祭が執り行われました。
    関係者一同が集まり、北の大蔵の建設工事の安全を祈ると共に、冷泉家の三方を取り囲む同志社大学との境界の塀の工事の安全も祈願いたしました。
    今日は梅雨の最中、天からの恵みである雨によって土地が祓い清められ、地固まる地鎮祭となりました。

    冷泉家の猩々人形について
    2020/06/24 17:07:39
    クラウドファンディングに多くのご支援をたまわりありがとうございます。
    今日は、冷泉家に伝わる猩々人形についての記事をご紹介いたします。
    お読みいただければ幸いです。
    https://the.kyoto/article/104390f5-21dd-4c5f-ad1c-2860df07f205

    メールの不着が生じております
    2020/06/22 11:25:33
    メールの不着が生じております
    冷泉家の庭には、橘と梅が植えられていますが、東が桜ではなく梅なのは、まだ国風化する前の中国的であった古制に則るものです。今朝、梅の木に大きな実が成っていました。
    クラウドファンディング開始から2週間を迎えますが、目標達成率が320%となりました。
    皆様の温かいご支援にあらためて御礼申し上げます。
    御礼のメールを順にお送りしておりますが、メールが不着で戻ってきてしまう例が生じております。メールがまだ届かないという方がいらっしゃいましたら、今一度、メールアドレスをご確認いただき、お申し込みいただきましたお名前、ご住所をお書き添えの上、reizeikifu@reizeike.sakura.ne.jp
    まで、ご連絡いただけますでしょうか?
    上記のメールアドレスからの受信を可にしていただき、また迷惑メールフォルダもご確認いただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

    目標達成率が300%に達しました
    2020/06/13 14:30:26
    目標達成率が300%に達しました
    梅雨に入り、雨の日が続いていますが、皆様のお住まいの地域ではいかがでしょうか。
    大雨の被害が出ないことをお祈りいたします。
    京都でも時折激しい雨が叩きつけるように降り、庭のオガタマノキの葉を落としています。

    クラウドファンディング開始から5日目を迎え、本日、目標達成率が300%に達しました。
    皆様の温かいご支援にあらためて御礼申し上げます。
    文化財の継承保存になぜ土蔵が必要であるかを皆様のご支援によって、より広く多くの方々に知っていただけますことも大きな喜びです。
    「和歌の家・冷泉家 いま土蔵を求める訳」THE KYOTOの記事もお読みいただければ幸いです。
    https://the.kyoto/article/15a50652-25a5-4eda-839c-bdfcd0ac4f4b

    1000万円を超えるご支援に感謝申し上げます
    2020/06/12 12:28:56
    1000万円を超えるご支援に感謝申し上げます
    クラウドファンディング開始から4日目を迎えました。1000万円を超えるご支援を賜りました。
    本当にありがとうございます。
    文化財を保存するための土蔵の建築について、若い世代の皆様にも広くご理解をいただいていることに、あらためて身の引き締まる思いがしております。
    思いもかけず多くの皆様からのご支援をいただき、おひとりおひとりに順番に御礼のメールをお送りしておりますが、時間がかかっており、たいへん申し訳ありません。
    今しばらくお待ちいただければ幸いに存じます。

    ご支援に感謝し、リワード(返礼品)を再追加しました
    2020/06/11 19:06:29
    多くの皆様のご支援により、昨晩、追加させていただいた300のリワード(返礼品)がたった一晩で品切れになりました。皆様の温かいお気持ちに厚く感謝申し上げます。新たなご要望をお寄せいただき、本日リワードをさらに追加させていただきました。
    1週間以内であればクーリングオフが可能ですので、すでにご支援いただいた方で、今回の追加によってキャンセルを希望される場合は期間内にお願いいたします。

    目標額を超えるご支援に感謝申し上げます
    2020/06/11 11:34:52
    目標額を超えるご支援に感謝申し上げます
    クラウドファンディング開始から3日めを迎えました。達成率の200%を超えるご支援をいただきありがとうございます。後世に伝えるべき大切な資料の保存のために、これほど多くの方々に応援していただけますことを本当にありがたくうれしく存じます。
    ただいま再追加のリワード(返礼品)を検討しております。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

    こちらのTHE KYOTOの記事もお読みください。
    https://the.kyoto/article/15a50652-25a5-4eda-839c-bdfcd0ac4f4b

    京都は梅雨に入りました。冷泉家の紫陽花も雨に濡れています。後ろの建物は同志社大学の校舎です。

    ご支援に感謝し、リワード(返礼品)を追加しました
    2020/06/10 20:02:38
    早々にたくさんのご支援をいただき、ありがとうございました。より多くの方にご関心を持っていただき、次の時代に皆さまの思いをつないでいただきたく、リワード(返礼品)を追加させていただきました。1週間以内であればクーリングオフが可能ですので、すでにご支援いただいた方で、今回の追加によってキャンセルを希望される場合は期間内にお願いいたします。

    追加のリワード(返礼品)を準備中です。
    2020/06/10 14:35:43
    たくさんのご支援をありがとうございます。多くのご要望をいただき、より多く広く皆様のご支援にお応えしたく、追加のリワード(返礼品)を準備中です。今しばらくお待ちくださいますようお願いいたします。

    目標額達成の御礼を申し上げます
    2020/06/10 11:37:17
    全国各地の皆様からの温かなご支援をいただき、開始からわずか一日にして、目標額に達成しました。
    たいへん驚きつつ、厚く御礼申し上げます。引き続き、ご協力を賜ることができればありがたく存じます。

プロジェクトオーナーのプロフィール

冷泉貴実子

冷泉貴実子

 公益財団法人冷泉家時雨亭文庫常務理事・事務局長を務めています。歌道宗家・冷泉家24代当主為任の長女で、夫の25代当主・為人とともに、和歌はもとより歌会始や乞巧奠といった年中行事など公家文化の継承に力を注いでいます。
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販売商品
冷泉家オリジナル筆&墨セット
¥150,000 (税込/送料込)
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ご提供予定時期:2020年9月から順次
冷泉家 特別見学会
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現代貝合わせ+特別見学会
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当主夫妻直筆懐紙+特別見学会
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芳名録にお名前記載とオリジナル一筆箋
¥10,000 (税込/送料込)
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重要文化財「素性集」唐紙本複製色紙
¥30,000 (税込/送料込)
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冷泉家オリジナル筆ペン
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冷泉家オリジナル麻卓上布
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【追加】芳名録にお名前記載とオリジナル一筆箋
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FAQ・ヘルプ

販売商品一覧

  •  芳名録にお名前を記載し、蔵に納めさせていただきます。「志くれてい」の銘入りの細筆と墨をセットでお届けします。
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  •  芳名録にお名前を記載し、蔵に納めさせていただきます。 冷泉家にお越しいただき、京都に唯一残る公家屋敷の建物内部を見学していただけます。
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    ご提供予定時期:2020年9月から順次
  •  芳名録にお名前を記載し、蔵に納めさせていただきます。冷泉家にお越しいただき、京都に唯一残る公家屋敷の建物内部を見学していただけます。貝絵作家伊藤之古さんが冷泉家をイメージして制作した華やかな貝合わせを1組お届けします。
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    ご提供予定時期:2020年9月から順次
  •  芳名録にお名前を記載し、蔵に納めさせていただきます。冷泉家にお越しいただき、京都に唯一残る公家屋敷の建物内部を見学していただけます。冷泉25代当主為人もしくは当主夫人貴実子直筆の懐紙をお届けします。
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  •  芳名録にお名前を記載し、蔵に納めさせていただきます。冷泉家所蔵の平安・鎌倉時代の歌集に使われている料紙の文様を用いたデザインなど、オリジナル一筆箋の中から1点をお送りします。
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  •  芳名録にお名前を記載し、蔵に納めさせていただきます。冷泉家時雨亭文庫所蔵の「素性集」を唐紙に書写した古写本の一節を色紙に複製しました。
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  •  芳名録にお名前を記載し、蔵に納めさせていただきます。「志くれてい」の銘入りオリジナル筆ペンです。インクカートリッジ式で、手軽にお使いいただけます。
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  •  芳名録にお名前を記載し、蔵に納めさせていただきます。冷泉家時雨亭文庫が所蔵する鎌倉時代の写本「仲文集」(重要文化財)の表紙の文様「蝶丸萩唐草文」を使用した卓上布です。
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    ご提供予定時期:2020年9月から順次
  • 芳名録にお名前を記載し、蔵に納めさせていただきます。冷泉家主催の展覧会で過去に販売された絵はがきを3枚セットでお送りします。図柄はお任せください。
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      0
  •  芳名録にお名前を記載し、蔵に納めさせていただきます。冷泉家所蔵の平安・鎌倉時代の歌集に使われている料紙の文様を用いたデザインなど、オリジナル一筆箋の中から1点をお送りします。
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    • 価格(税込/送料込)
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      0
    ご提供予定時期:2020年9月から順次

特定商取引法に基づく表示

    販売業者
    株式会社京都新聞社

    所在地
    604-8577 京都府京都市中京区烏丸通夷川上ル少将井町239

    連絡先
    電話:075-241-6185
    メール:info@the.kyoto

    販売責任者
    山内康敬

    販売価格
    各プロジェクトページの「リワード代金」をご覧ください。価格は税込です。

    商品代金以外に必要な料金
    なし

    お支払い方法
    クレジットカードによりお支払いいただけます。

    お支払い時期
    商品購入時に決済します。

    商品(リワード記載内容)のお引渡し時期
    商品の引渡し時期またはサービスの提供時期は、各プロジェクトページの記載をご確認ください。

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