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洗車のプロが惚れ抜いた、隠れた名品を復刻&改良
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一度この洗車スポンジを使ったら、二度と他のスポンジは使えません!
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誤ったスポンジ掛けは愛車をキズつける
- スポンジ掛けは、洗車の中でも基本中の基本。誰しも行う作業ながら、やり方によっては、クルマをキレイにするどころか、自らキズをつけることにもなってしまう。ボディに付着した異物がスポンジ表面に留まると、その面にはいわば凹凸が出来た状態になる。そのままでゴシゴシやろうものなら、いわば歯磨きと同じこと。無数の線キズができることは明らかだ。
「洗車スポンジは常にキレイな状態で使うべき」という洗車通が唱える説は、これが専らの理由。だからこそ、汚れのないフレッシュな状態で使う気配りはもちろん、洗車スポンジそのものにも気泡の大きな材質を使うなどして、なるべく異物を表面に留まらせないあつらえを採るのが、洗車スポンジの大原則だ。 -
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スリットで汚れを取り込む
- ここで紹介する洗車スポンジの最大のミソは、表と裏にそれぞれ刻まれた特殊スリットにある。ボディ表面についた汚れをこのスリット内に取り込み、異物による引きずりを防ぐほか、バケツなどで汚れをすすぐ際もスリットが排出溝代わりに機能する。表面と裏面はそれぞれスリットの角度も違い、ロゴがある面はやや傾斜がきつく、強い汚れを落としやすいからドア下面などに適する。たいして逆面は傾斜も緩くソフトに当たるため、ルーフやボンネットを始め、平らな面に向いている。
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色も外径も厚みも、全てに理由がある
- 特殊スリットがいわば毛細管現象にように吸着力を発揮し、曲面が多いボディにもしっかりとフィットする点にも注目したい。純白のカラー設定も、汚れの付着を視認しやすくするための処置。コシは残しつつもスリム化された厚み設定により、ドアノブの下やバイザーの隙間にも差し込みやすく、まだあえて立てられた角も狙った隙間を逃さない。
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これまでになかったのにはワケがある
- 「単にスポンジに溝を入れただけじゃないか」とも思われるかもしれない。けれど、これまでに製品化されてこなかったのにはワケがある。スポンジ材質に対する溝入れ加工は、一般的には採られていない特別なもの。いわゆる非常識とも言える手法をあえてとったというわけだ。そのため、量産体制を築くためには2年の歳月を必要とした。その過程では特許も取得し、安定供給の備えも講じられている。
作り手は、名だたる洗車用品メーカーではなく、言ってみればローカルのサービスショップである。そこまでの手間と労力を掛けたのも、スポンジ掛けという基本作業が愛車の美観を考えるうえで何より大事であるかを知る、現場のプロゆえでもある。 -
- 写真右上は、株式会社アペックスの郡司公生代表取締役
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ちょっとのコスト増で得られる多大な安心感
- 居間にあるピアノの手入れには、とりわけソフトな上質なクロスが欠かせないように、一家の高額家財である愛車だからこそ、価値に見合ったツールを使うべき。とりわけキズつきに直接関わる洗車スポンジには、いっそうの気遣いがあってしかるべきだろう。
幸いにして、上質なものを求めても、ひとつひとつのコストはそこまで高額にはなりえないのがベーシックツールのいいところでもある。また、たとえ上質なものであっても、悪い状態のままで使っては元も子もない。汚れをキチンと取り除いてくれる洗車スポンジゆえに、ある程度の消耗品と割り切る使い方も望ましい。
だからこそ、お試し気分での単品購入もさることながら、洗車時には必ず使う必需品だけに、まとめてのセット購入もよりオススメだ。 -
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株式会社アペックス Profile
- 【会社名】 株式会社アペックス
【代表取締役】 郡司 公生
【会社所在地】 〒321-0972 栃木県宇都宮市下川俣町206-64
【TEL】 028-661-6000
【E-Mail】 info@apecs-co.com
【Homepage】 https://www.apecs-co.com/
【事業内容】 ボディコーティング施工、ボディ鏡面研磨施工、カーフィルム施工、ルームクリーニングガラス撥水コーティング施工、ガラス交換及び修理、デントリペア -
『CarGoods Magazine 2020年11月号(9/17売)』連動企画
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- このクラウドファンディングは、カー用品専門紙・月刊『CarGoods Magazine』との連動企画です。